大阪の有限会社kauri(カウリ)|レディースカットソーOEM専門メーカー。自社縫製工場でサンプル製造も可能。
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2016.05.16
番外編
今回は番外編として布帛の縫製に使うミシンを紹介します。
っというのも、先日縫製工場さんに行ったときに写真を撮らせてもらいました。
私も初めて見たミシンでその凄さがわからなかったのですが、このミシンはボトムを縫製するときなどに使用するそうです。
ボトムの股下などのステッチで2本ステッチから突然1本ステッチになっている仕様があるのですが、このミシンを使用すると縫製の工程が1回で済むので、縫製時間が短縮されます。
このミシンがなければ、2本ステッチと1本ステッチを別々のミシンで縫製するので、単純に縫製時間が倍近くかかります。
このミシンは2本ステッチから1本のステッチに切り替わる原理としては、2本の針の内1本が足踏み(完全に下に下がらない)ことにより、1本針ステッチに切り替わるそうです。
縫製工場さんが「このミシンがあるのとないのでは仕事のスピードが全然違う」とおっしゃってました。
こういう話を聞くとある程度の設備投資で仕事の効率が大きく変わることになるので、何事もバランスが大切と実感しました。
このミシンの動画も次回工場さんに行ったときに撮ってきます。
2016.04.11
タコバインダー
今回はタコバインダーミシンを紹介します。
タコバインダーとは左右の肩ラインから首後ろまでを、主に身生地と同じ素材でテープ(バインダー)処理することをいいます。
タコバインダーは後ろ襟ぐりのアクセントになるとともに、縫い代の補強も兼ねております。
アメリカ製のTシャツによく使われているミシンです。
プリントTシャツでよく見る仕様ではありますが、意外とタコミシンを持っている縫製工場は少ないです。
それが理由なのか分かりませんが、レディースのカットソーではタコバインダーの代わりに、後ろ襟ぐりのみに処理する「裏バインダー始末」をすることが多いです。
今回は動画がなくてすみません・・・。
次回縫製工場さんに行ったときに、動画を撮ってきます。
2016.03.23
フラットシーマ
先日、縫製工場さんに行って特殊ミシンの写真を撮ってきたのでアップします。
⇐フラットシーマミシンです。
特徴としましては
①4本針のステッチ
②縫い目がフラット
縫い合わせてある部分は、三本針ミシンとよく似ていますが、縫い目(縫い合わせてある部分)の裏側が膨らまず、断面はフラットです。
主にスポーツインナーウエアなどに使われることが多いのですが、縫い目がフラットになるのでスウェットなどの裏毛の生地に使用されることも多いです。
正直、パッとみた感じは飾り三本針と違いはないと思うのですが・・・。こだわりのあるデザイナーさんはこだわります。
三本針ミシンはカットソー工場では必ずと言っていいほどありますが、フラットシーマミシンは持っているところが少ないので、なかなか実物を見たことがある人は少ないかと思います。
動画も撮らせてもらいました。クリック後、「ファイルを開く」を選んで頂ければ動画が見れます。
こちら
いきなりお願いしたので、商品ではなく残布なのが残念ですが・・・。
今後も縫製工場の特殊ミシンなどを紹介していければと思っております。
2016.03.09
バインダーカット動画
前回、バインダーカットの動画がアップできなかったので、リベンジです。
今回アップできましたが、動画が横向きになってしまいすみません。下記をクリック後、「ファイルを開く」を選んで頂ければ、動画が見れます。
バインダーカット動画
①まず、下準備としてバインダーの生地を筒状に縫います。
②バインダー幅に合わせて生地をカットしていきます。⇐動画はここの過程です。
③写真の画像のようにカットして巻き取ったモノをバインダーアタッチメントにセットします。
④襟ぐりなどにバインダーを巻いていく。
このような作業でTシャツの襟ぐりバインダーが完成します。
今後はもっとわかりやすい説明ができるように、写真や動画をうまく活用していけるように頑張ります。